活動報告Reports
「夢みるチョコレート工場」を訪問しました。
2018年10月31日
2018年10月25日 横浜市都筑区にある「ショコラボ」を職場訪問しました。
「ショコラボ」は障がい者のはたらく支援工房として2012年に生まれました。
代表の伊藤紀幸さんは、元ロータリアンで、銀行員でもあった方。
ご子息が障がい児として生まれてきたことがきっかけで、苦悩と落胆を乗り越え、自分を鼓舞してとにかく前だけを見て生きてこられたとか。
現在障がい児が抱える課題の一つが、将来の自立と自分で生きていく能力を身につけること。そのための支援のための道としてご自分の好きなチョコレートを作ることにしたのだとか。
私たちも購入して食べたのですが、お世辞抜きで美味しく、こりゃ大したものだと感心していたら、すでに、新横浜駅、近鉄百貨店、さくら野百貨店、阪急阪神百貨店、丸井、横浜高島屋、京急百貨店をはじめとしてホテル、東急ハンズ、紀伊国屋などでもあつかっているブランドチョコレートに成長している工房でした。
ここで訓練した障がい児は2年の研修を経て、有名ホテルのスイーツ部門に就職したり、食品メーカに勤めたりと、定着率が90%を超えるとか。この数字はすごいことなのだそうです。
私たちも毎年障がい児の発表の場を応援すべく、わっしょいフェスティバルを開催しておりますが、一つの奉仕がこうして彼ら彼女らの将来へと繋がっていることを実感しましたし、伊藤氏の行動力に感服いたしました。
訪問ができてとても良かったです。